革靴の選び方

革靴にも細かくTPOがあるのはご存知でしょうか?
実は革靴と言っても様々な種類があり、それぞれ用途が決まっています。
このページを読んでくださっている方の中には、友人や同僚の結婚式に参加したことがある方も多いと思います。
結婚式で茶色の靴を履いている人を見かけたりしませんか?
実は結婚式、葬式の靴は正式には黒のストレートチップと決まっています。
見られていないようで知っている人は良く見ています。
用途を間違えているとかなり恥ずかしいので、もし知らなければ是非このページを読んでみてください。

用途から考える!

皆さんが想定されている用途はどのようなものですか?
仕事?リクルート?冠婚葬祭用?カジュアル?
革靴と言ってもストレートチップ・プレーントゥ・キャップトゥメダリオン・ウイングチップ・Uチップ・モンクストラップ・ローファーなどなど思いあたるだけでも様々な種類があります。
それでは各パターンについてみていきたいと思います。
革靴選び方
出典:出来る男は知っている!スーツのマナー!

仕事用

基本はストレートチップのブラックがオススメです。
銀行・公務員等お堅い職種(偏見か?)でもない限りストレートチップからモンクストラップまでOKです。
また色もブラック・ブラウン・ライトブラウンまでOKなところがほとんどだと思います。
私は営業ですがモンクストラップも履きます。
ローファーは会社の雰囲気が良ければ…という感じですね。
私が働いている会社はローファーまでOKです。
ストレートチップのブラックをおススメさせて頂いたのは、どんなお客様に会う時でも、どんな場面でもまず間違いの無い靴だからです。
特にこだわりがないのであれば基本的にはブラックのストレートチップでOKですが、あまり堅苦しくならないブラックのプレーントゥがおススメです。
↓当サイトおススメのリーガルのプレーントゥ!

リーガル インペリアルグレードのプレーントゥです。価格は3万円程度となかなかの値段ですが、30年変わらない形でリーガルの代表モデルの一つです。グッドイヤーウェルテッド製法で履きこむほどに足の形に馴染んでいきます。大事に履けば10年は履けるモデルです。(もちろんケア前提ですよ。)
リーガルは大きめのサイズ感なので通常の革靴サイズよりも0.5~1㎝小さめを選んでください。
ちなみにリーガルはWEBサイトにも力を入れています。サイズを間違えてしまっても10回も変更可能なので通販で心配なサイズ違いも問題ありません。
REGAL シューズストリート 2236 ブラック

冠婚葬祭用

冠婚葬祭はブラックのストレートチップ一択です。足元を見るとローファーを履いている方もいラシャいますが、恥ずかしいのでダメですよ!
↓スコッチグレインのブラックストレートチップ!

スコッチグレインのストレートチップは当サイトでもかなり押しているブランドです。価格の割に革の質が良いため、靴磨きが楽しくなります。

カジュアル

ウイングチップやチャッカブーツがおススメです。
色はブラウン系であればチノパンやジーンズにも合わせやすく職場によっては仕事で使用することも可能です。
↓おススメチャッカブーツ!

ジャランスリワヤのチャッカブーツです。ジャランスリワヤはインドネシアのメーカーですが、コストパフォーマンスが高いことで有名です。特にアッパーはデュプイ社の革を使っておりキメも細かく鏡面仕上げもしやすいです。

 

 

革靴の選び方~サイズ編~

一口にサイズといっても、スニーカーのように足の長さだけを選べばいいというわけではありません。 革靴は「ワイズ」というものを選ぶ必要があります。 ワイズとは、足幅や足囲のことです。 靴 選び方 出典:日本人の足は本当に幅広?

さっそくサイズ調べよう!

レングス(足長)
靴のサイズはお国の規格によって異なります。早見表↓
日本

24.5

25

25.5

26

26.5

27

27.5

28

28.5

アメリカ

6.5

7

7.5

8

8.5

9

9.5

10

10.5

イギリス

6

6.5

7

7.5

8

8.5

9

9.5

10

ヨーロッパ

39

40

41

42

43

44

45

46

47

ウィズ(足囲)
上記の聞きなれたサイズは足の長さ(足長)を表すのに対し、ウィズは足の一番出っ張っている箇所の幅を表します。 サイズはA、B、C、D、E(シングルイー)、EE(ダブルイー)、EEE(トリプルイー)という表記でAからEEEに向かうほど大きくなります。 普通サイズは’D’となりますが、日本人の足はベタ足が多いので基本は’E~EEが多いです。

サイズ選びのポイント!

ある程度の本格靴は製品の特性上、持ち主の足の形状に合わせて靴の底の部分が沈み込みます。 お使いのスニーカーよりも0.5cm小さめを選んでください。 続いてワイズはまずはEを履いてみてください。ウィズは事前に測定は可能ですがかなり手間がかかるので実際のフィッテイングにあわせた方がいいです。 こちらも同様に少し小さいくらいを選んだ方が後々の履き心地がよくなります。 ちなみに私の場合、スニーカーは25.0cmです。ビジネスシューズの場合はレングス24.5cm ウィズはEです。 ここに辿り着くまでに25.0cm、Eの靴や24.0cm、Dの靴を購入してました。 大きい方が履きやすく、脱ぎ履きには圧倒的に便利ですがシワが深く入ります。 小さい方は脱ぎ履きは本当に辛いですが、履きシワの入り方がカッコいいです。 上記のサイズは、同じ靴屋で合わせました。(スコッチグレインです) ここまで書いておいてなんですが・・・靴のフィット感は個人の感覚的要因が大きいです。 また、フィッティングをした時間によって足がむくんでいた場合もあります。 したがって、まず1足目は必ず「靴屋」でプロと一緒にフィッティングを行ってください。 そこから多少失敗しつつ絞りこんでいってください。