スコッチグレイン 匠シリーズ 5年経過

スコッチ匠

スコッチグレイン匠 使用5年

スコッチグレイン 匠シリーズを購入して約6年が経過しました。
(正確には覚えていませんが・・・)
いわゆる本格靴を始めて購入したのがこちらです。
それまではセメント製法の量産靴ばかり履いては潰して、履いては潰してを繰り返していました。
せっかくなので6年以上?経った現在をレビューしてみたいと思います。

現在のポジション

この靴を購入してから色々な革靴を購入しました。
が、依然一番最前線で活躍しているのはこの靴です!!
(ジャランスリワヤよりもクロケット&ジョーンズよりも出動回数が多いです。)

スペックと購入経緯

靴に興味を持ち始めた頃、色々雑誌で調べてスコッチグレインに辿りつきました。
当時は靴に何万円も出すなど考えられませんでしたが、つま先をピカピカにした靴に憧れて嫁を許可を貰い購入しました。
確か・・・岐阜県土岐市のプレミアムアウトレットモールのアウトレット品で価格は30,000円程度であったと記憶しております。

最初だからこそ

この記事を読んでくだっさっている中には始めて本格革靴を購入されるかたもいらっしゃると思います。
靴専門店の店員さんはほぼ靴狂いの変態です。
しっかり相談しましょう。
相談して店員さんの意見を取り入れるのは大事なことですが、一番大事なのは「自分はどう思うか?」をハッキリ伝えることです。
小さめが好きなのか、大きめが好きなのか、黒色が好きなのか、ブラウンが好きなのか・・・
HPを確認して大体決め打ちをしていくのがいいでしょう!
スコッチグレインHP

3万円の壁

気に入った形(ラスト)、色を選ぶことは大事です。
しかし同じ位大事なことがあります。それは・・・「3万円の壁!!」
靴屋で価格を見たとき・・・同じ形で15,000円、20,000円、29,800円等色々な価格があることに気づきませんか?
おそらく最初は20,000円くらいの靴を選んでしまうと思います。
しかし、そこは歯を食いしばって3万円以上の靴を選んでください!!
なぜならそこに「3万円の壁があるからです!!

3万円の壁って?

色々靴を見ていくと同じメーカー、同じ形状でも価格に大きな差があることが分かります。
最初の状態ではパッと見分からないですが、「革質」に歴然の差があります。
スコッチグレインだと3万円台あたりから、アノネイを使った靴が手に入ります。

革質が違うと何が違うか?

わかりやすいところでいくと、手入れのしやすさ、ワックスの光やすさが全く違います。
メーカーによっても異なりますが、スコッチグレインに限っては3万円を基準にして品質が急激にグッと上がります。
参考にしてみてください。

レビュー

遅くなりましたがレビューさせていただきます。
まずは、私の足は24cm~24.5cmのワイズはDです。
今回ご紹介させていただいているスコッチグレイン匠シリーズは25cmです。

サイズ違いは致命的と思いきや・・・

当初、サイズが違うのと、ウィズがE、グットイヤーウェルト製法で沈みやすいという3拍子で靴が大きくなりすぎていました。
スコッチグレインの店員さんに相談したところ、中敷を2枚にして、紐を蝋引きのものに変更することを勧められました。
結果は・・・効果抜群!!
元々、脱ぎ履きが多い職種ということもあって普通に24.5cm、24cmのスコッチよりも活躍しております。
買った靴を大きすぎた、底が沈んで靴がブカブカという方、中敷と靴紐を替えるだけで劇的に履き心地がよくなります。
しばらく履いて大きかったというだけではなく、少し工夫をすることで相棒になりますよ。
スコッチ匠

心配されたシワは・・・

今の所・・・最高です!
大体サイズが大きいと深めのシワが入ってしまうのですが、革がやわらかいのか今のところは気になるよなレベルではありません。

1ヶ月前にオールソールを実施

前のエントリーの通り、靴底に穴が開いたのでオールソールを実施しました。
選んだソールは「グリッパーソール」
革底のエレガントさと現代靴の手軽さが融合したソールです。
一ヶ月使ってみて、革ソールよりも意外に柔らかく、使いやすいです。
急な雨にもある程度対応できるため、始めてオールソールをするならオススメのソールです。
1ヶ月履いてみましたが、レザーソールと同等、またはそれ以上の履き心地を実現しております。
オールソール、新規の購入等、検討されている場合は是非、グリッパーソールも検討に入れてみてください。

まとめ

やっぱりスコッチグレインは、サラリーマンの強い味方ですね!!