スコッチグレイン ハイシャイン

スコッチグレイン ハイシャイン

スコッチグレイン ハイシャイン

5~6年使用し、オールソールをしたスコッチグレインの匠シリーズにハイシャインをしたいと思います。
今日は手順を出来るだけ細かく記していきます。
それでは磨く前の状態がこちらです↓
スコッチグレイン ハイシャイン
履いたら毎回ブラシを掛けてますのでそこまでは汚れていませんが、1~2ヶ月はしっかりとした手入れをしていないと思います。
手入れの前に必ずホコリ落し用のブラシで全体をキレイにしてください。
本日使う道具です↓
コロニル 馬毛ブラシ
スコッチグレイン ハイシャイン

 

リムーバーの定番!リムーバーと言えばコレ!

 

最近はブートブラックをメイン使いですね。スコッチグレインにも置いてあります。

 

市販のワックスの中では一番掛けやすいと思います。色は明るい色の靴にも対応出来るようにニュートラル。

 

グローブクロス。無ければ他に代用できるものは色々あります。あると便利。

 

それでは靴紐を取り、シューツリーを入れます。
スコッチグレイン ハイシャイン
シューツリーを入れたらまずは前回塗ったワックスとクリームを落とします。
スコッチグレイン ハイシャイン
特にワックスはつま先、カカトにつけていると思いますので入念に落としましょう!
スコッチグレイン ハイシャイン
しっかりワックスを落とさないとワックスが乾いてひび割れを起こします。
ワックスのひび割れと同時に本体にも割れが発生する事があるのでしっかり落としましょう。
下記の画像をみてください。
写真の左側がワックスがしっかりと落ちている箇所、右側がまだワックスが残っている箇所です。
つま先全体が左側のような少し凸凹した感じになるまでしっかり落とします。
スコッチグレイン ハイシャイン
ワックスを落とし終えるとこんな感じにになります。
スコッチグレイン ハイシャイン
光沢が鈍くなり、ボコボコした面が見えます。
つま先のワックスを落としたら靴全体をリムーバーで軽く拭き、古いクリームを落とします。
*ワックスのように入念に拭く必要はありません。
ココまでにが下準備。
ここから新しいクリームを塗りこんでいきます。(ブートブラック!)
スコッチグレイン ハイシャイン
あまり早く拭きすぎても効果が薄いので、両側塗ってからブラシを掛けます。
両側クリーム塗るとこんな感じです。
スコッチグレイン ハイシャイン
この状態から全体にブラシを掛けます。
スコッチグレイン ハイシャイン
このままでも十分キレイですが、ココからが今日のエントリーの本題です。
ハイシャインを掛けていきます。
スコッチグレイン ハイシャイン
まずは古布を15cm角に切ったものを指に巻き、ワックスを布に薄く塗布します。
スコッチグレイン ハイシャイン
つま先に優しく、ゆっくり、触っているか触っていないか位の感覚で撫でるように塗っていきます。
「の」の字に一箇所を集中的にグルグルしましょう!
ひっかかりがある場合は布を少し水でぬらしてもOKです。
最初は10回~20回位「の」の字をかいてから、またグリスを布につけて・・・・コレを何回か繰り返します。
スコッチグレイン ハイシャイン
すると・・・
感触がツルツルしてくるのが分かると思います。
これがワックスが掛かった状態です。
あとは繰り返せば繰り返すほどワックスが掛かります!
*やりすぎ注意!ワックスの掛けすぎはひび割れが発生しやすくなるので注意が必要です。
ある程度ワックスがかかるとこんな感じになってきます。↓
スコッチグレイン ハイシャイン
左右の比較
向かって左がワックス済み。右がブートブラックのみです。
スコッチグレイン ハイシャイン
両方ワックスを掛けてクロスで仕上げをします。
スコッチグレイン ハイシャイン
出来上がり!!
スコッチグレイン ハイシャイン
超ハイシャイン!とまでは行きませんが、ワックスを塗る作業をもっと繰り返すともっとキレイに光ります。
ただ、ワックス自体は靴に良くないのであまり掛けすぎないようにしましょう!
以上、スコッチグレイン 匠(オデッサ相当) のハイシャインでした。