Lloyd Footwear(ロイドフットウェア)とは?

元々は英国のアンティーク家具や雑貨・古着などを扱うショップが始まりです。
そのショップが独自に英国に別注し販売開始し、シューズブランド「ロイドフットウェア」が誕生しました。
ただ、ロイドフットウェアの凄いところは、英国に別注を掛けているところではありません。
世界最高と言われている英国製のファクトリーに日本人の足にあったラストで別注を掛けているところが凄いんです。
英国人の足に合わせた靴が日本人の足に合うとは限りませんよね?
最高の靴も自分の足に合わなかったらどうしようもありません。
ロイドフットウェアは英国製のクオリティと日本人の足合う靴を提供し続けている素晴らしいブランドです。

創業者

豊田茂雄さんという方が創業者です。
英国好きが嵩じて英国の一流ファクトリーに日本のラストで別注を掛けるくらいなのでどんな方かと思いましたが・・・
予想通りの素敵なおじ様でした。
靴・雑貨・家具だけでなく音楽も大好きなようです。
社会教育を目的とする「シブヤ大学」の先生として紹介されていました。
http://www.shibuya-univ.net/professor/detail/469/
残念ながら地方都市在住なのでお話を伺うことは出来なさそうですが、機会があればお会いしてみたいです!

ロイドフットウェアの方針とこだわり

~ロイドフットウェアの靴を買って喜んで貰えるお客様つまり今後もリピーターになる人に靴を売りたい~
ここまで拘るからこそファンが多いんですね。勉強になります。
この方針通り、フィッティングミスがあった場合は返金を謳っています。
Googleの口コミでは、店員さんの態度を指摘する声がある反面、プロフェッショナルの仕事に感銘を受ける声もあります。
確かに愛想は良くないかもしれませんが、逆に無理には靴を売らないという姿勢に賛同出来る人のみがリピーターとなる。まさに基本の姿勢に適った接客態度ではないでしょうか?
また、製品への拘りももちろん素晴らしいです。
最初にも書きましたが、全てが英国製で世界に名だたる一流ファクトリーに製作を依頼しています。

店舗

ロイドフットウェア銀座店

〒104-0061
東京都中央区銀座3丁目3 東京都中央区銀座3丁目3−8
TEL:03-3561-8047

2015年までは青山にも店舗があったようですが、現在は閉店しており銀座のみの営業。

ロイドフットウェア大阪店

〒542-0081
大阪市中央区南船場4-6-15 東和ビル1F
12:00〜21:00
TEL:06-6575-7737
2018年9月13日オープンの新店舗です。
関西初出展!
今まで実店舗に行けなくてなかなか買えなかった方も手に取るチャンスが出来ました!
やはりロイドフットウェアのウリと言えば実店舗でのシューフィッティングですからね。
あとは・・・名古屋辺りに出来てもらえるとありがたいですね。

WEB販売店

ETON HOUSE
ロイドフットウェアはHPを持っていないのでウェブの販売も行っておりません。
一応楽天で「ETON HOUSE」さんがロイドフットウェアの取り扱いをしています。
富山に実店舗もあるので近くの方は是非寄ってみてください。
ロイドフットウェアの他にもクロケット&ジョーンズ、トリッカーズなどの英国製の靴の取り扱いもあるようです。
その他服も扱っていますが、どれもこだわりの強いラインナップでロイドフットウェアに近いものを感じます。

シリーズ展開

HPが無いので詳細シリーズ展開は不明ですが、分かる範囲での情報をまとめてみました。
シリーズ全体としては、Cシリーズ、Vシリーズ、Mシリーズ、Jシリーズ、マスターロイドがあり、Cからマスターロイドにかけて靴の価格とランクが上がっていくようなラインナップになっています。
詳細↓

Cシリーズ

ロイドフットウェアのエントリーモデル

製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 セメント
製造メーカー 不明
価格帯 25,000円程度

 

Vシリーズ

雨の日にも強いダイナイトソール装着モデル

 

製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 グッドイヤーウェルト製法
靴底 ダイナイトソール
製造メーカー BERKER(バーカー)製
価格帯 35,000円程度

Mシリーズ

英国らしいレザーソールモデル

製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 グッドイヤーウェルト製法
靴底 レザーソール
製造メーカー CHEANY(チーニー)製
価格帯 45,000円程度

Mシリーズハイグレード

マスターロイドに次ぐ上位モデル


製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 グッドイヤーウェルト製法
靴底 レザーソール(ヒドゥンチャネル) リッジウェイラバーソール
製造メーカー CHEANY(チーニー)製
価格帯 56,000円程度

2019年復活!Jシリーズ!

2019年10月遂に復活!

製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 グッドイヤーウェルト製法
靴底 ラバーソール
製造メーカー Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)製
価格帯 63,000円程度

マスターロイド

ロイドフットウェア最高峰モデル

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マスターロイド:ストレートチップ ホワイトホール(茶)
価格:75600円(税込、送料無料) (2018/4/4時点)


製造国 英国・ノーザンプトン製
製法 グッドイヤーウェルト製法
靴底 レザーソール(ヒドゥンチャネル)
製造メーカー Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)製
価格帯 75,000円程度

購入した靴

今回購入した靴はコチラです。
ロイドフットウェア

 

ロイドフットウェア
ダービーと記載されていますがシリーズ名は不明です。箱にも靴にも記載はありません。
フリマアプリで購入したため実際の販売価格も不明です。一応定価58000円との記載があったようです。
ロイドフットウェア
ダブルソール仕様です。
ロイドフットウェア
もちろん履く前につま先にはスチールトゥを装着してました。

 

自己流!ロイドフットウェア製造メーカー判定術!

今回購入した靴の仕様を見るとパッと見はMシリーズでチーニー製なのですが・・・。
なぜか腑に落ちないので少し調べてみました。

その① ソールを見るべし!!!

一番簡単に判別する方法はソールです。
ロイドフットウェア
これでなんとなく分かっちゃいます。
セメントならCシリーズ(ソールの縫い目確認)ダイナイトソールならVシリーズ、レザーソールならMシリーズ、レザーソールでヒドゥンチャネルならMシリーズハイグレード若しくはマスターロイドです。
これだけなら完全にMシリーズですね。
ただ、なんか引っかかるんですよね。
やっぱりなんとなくクロケット&ジョーンズっぽい・・・。
と、いうことでその②は・・・

 

その② サイズ表記を見るべし

サイズ表記の仕方、位置、文字の雰囲気からもメーカーを割り出すことが可能です。
今回買ったものを手持ちのクロケット&ジョーンズオードリーと比べてみましょう。
今回購入の靴のサイズ表記↓
ロイドフットウェア
クロケット&ジョーンズ オードリー↓
ロイドフットウェア
似てますね~。
結局製造メーカーは・・・
やっぱり大方クロケット&ジョーンズ 製のJシリーズで間違いないと思います。

 

一応の根拠

  • 定価58000円の表記
  • サイズ表記の雰囲気が非常にクロケット&ジョーンズ に近い
  • スチールトゥをつけて貰った時に修理担当の方に聞いた結果、おそらくクロケット&ジョーンズ との回答。

取り敢えずは暫定Jシリーズということで。
まぁここまでやっといて何ですが、特にシリーズにこだわりは無いので・・・
じっくりお付き合いしていきたいと思います。

 

注意!

ロイドフットウェアでは○シリーズがどこのメーカーか?をウリにしたり、公表したりしていません。
ショップに訪問した際には○シリーズはどのメーカー製など無粋な話はしない方が良いです。
せっかく紳士の靴を買いに行くのですから紳士的に靴を選びたいですね!