スコッチグレイン 匠シリーズ 評価① ヨーロピアンボックス
題名の通り、手持ちのスコッチグレイン 匠シリーズの1つをガチで評価したいと思います。
評価するのはコチラの革靴です。
ブランド | スコッチグレイン |
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製造国 | 日本 |
シリーズ名 | 匠シリーズ H-9106 |
デザイン | ストレートチップ(ブラック) |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
サイズ | 25cm(私の足のサイズは24cm) |
ウィズ | E |
甲革 | アノネイ社(ヨーロピアンボックス) |
靴底 | レザーソール→グリッパーソールにオールソール |
スコッチグレイン 匠シリーズのストレートチップです。
私が靴好きになるきっかけをくれた靴であり、靴磨きのイロハを学んだ靴です。
7年以上履き、グリッパーソールにオールソールしました。
評価項目
独断と偏見で評価項目を勝手に決めました。
- ステッチ(仕事)の美しさ
- 革の質
- 磨きやすさ
- 履きやすさ
- 沈み込みについて
- アフターフォロー
- コストパフォーマンス
ステッチ(仕事)の美しさ
細かい所ですが、超重要項目です。
キレイですね。
側面のダブルステッチも確認してみます。
いいですね。寸分の狂いも無いです!
さすが日本製。細かいところの作りこみがしっかりしています。
ただ、踵部分の穴が気になるんですよね~。
ほぼ満点の95点!!
革の質
デジタルノギスが手に入ったので革の厚みを測定してみました。
厚さ2.9mm。
他の靴も測定してみましたが、2.9mmは平均的な厚さでした。
厚みがあるほどシワが付きにくい印象です。
質については他の靴よりもかなり光らせやすい印象です。
5~6万円近くする靴に近い気がします。
ただ、最高峰を知ってしまっているので80点!
履きやすさ
大き目のサイズのためかなり工夫して履いています。
冬の靴下が厚い時期には脱ぎ履きがしやすく重宝しますが夏はかなりフィット感は緩いです。
(自分で選んだので文句は言えませんが・・・。)
工夫の内容としては、ソールを2枚重ねで敷いています。
あとは、紐を蝋引きのものに変更してあります。(結構効果高いです。)
80点。
沈みこみ
沈みこみはかなりする方だと思います。
最初にかなりキツめの靴を購入しないと緩くなってしまいます。
中がコルクではなく、スポンジになっており、なかなか足の形にならないとの評価もありますが気になるレベルではないと思います。
むしろ機能としては十分で私は結構好きです。
90点!
アフターフォロー
ここはスコッチグレイン専門の修理集団、匠ジャパンを有しているスコッチグレインに隙はないですね。
一度利用させてもらいましたが間違いないです。
100点!!
コストパフォーマンス
これもスコッチグレインが得意なところですね。
この革の質で4万円を切れる靴は他にないでしょう!
100点!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
やはりスコッチグレインの匠シリーズは初心者から中級者まで楽しめる靴としてほぼ最高の靴だと思います。
あえて言うのであれば甲の部分の絞込みが甘い気もしますが・・・。
全体的には革質も申し分なく、減点になる要素がほぼ無い靴です。
このクオリティーで3~4万円なら購入しない手はないですね!