山羊毛のブラシが欲しい!?贅沢かよ!仕上げは水研ぎやってみて!
どうも!
今日は水研ぎという仕上げ方法について書いていこうかと思います。
靴磨き動画の仕上げで、水を付けたブラシを使っているのを見たことありませんか?
仕上げのブラシは山羊(ヤギ)の毛を使っていて、とても柔らかいため鏡面磨きの仕上げに使われます。
ある程度磨けるようになると必ず欲しくなる一品でもあります。
必須では無いけれども欲しくなるブラシ・・・それが「山羊(ヤギ)毛ブラシ」!
なぜか男心をくすぐる・・・それが「山羊(ヤギ)毛ブラシ」!
動画見るとカッコいいですもんね。
靴磨きの仕上げにササッっと。
でもね、価格がお高いんですよね。とても。
あとで書きますけど、値段も去ることながら安物はやっぱり駄目らしい・・・との話が多いの何の。
水研ぎはそんな山羊毛のブラシを使わずに仕上げが出来る方法です。
*プロは山羊毛ブラシ→水研ぎで仕上げる方もいらっしゃるみたいです。
せっかくなんでブラシ用途のおさらい
大体、馬毛ブラシ・豚毛ブラシである程度ブラシの用途は決まっていますが、私は科学繊維ブラシも使っていますので用途を簡単に紹介します。
(詳しくはブラシだけの記事を書きます。多分・・・)
*個人によって使い分け方が微妙に異なりますので最終的には自分の使いやすいように使ってください。
化学繊維ブラシ
リーズナブルなのが特徴で、柔らかいため毎日の埃落とし用に使っています。
↓こんな感じのものです。
馬毛ブラシ
何でも使えるブラシですが、私はクリームをなじませるために使っています。
豚毛ブラシ
余分なクリームを落とすために使っています。
↓コレは超オススメです。安くて使える!
山羊毛ブラシ
毛が柔らかくワックス後の仕上げのブラシとして使われることが多い。
↓使うならこの位がオススメ!
こんな感じです。
山羊毛ブラシでもっと安いものもある!!
そうなんです。普通に3,000円台からのものもありますが・・・プロの店員さんに詳しく聞いたところ、抜け毛が凄いやら仕上げとしてイマイチやら・・・買う気が無くなってしまいました。商売っ気が無くて助かりました。
色々調べてみるとやはり安価なものは抜け毛がひどいみたいです。
水研ぎの方法
やっとここまで辿りつきました。
まずは通常の手入れをワックスまで進めます。
ワックスをかけた面を見てみてください。
こんな感じになっていませんか?
左のつま先が曇っていますね。
これは余ったワックスです。
ここからひたすら水を付けて塗り続けるのもアリですが、時間が掛かりますしなかなか終わりが見えません。
通常は写真くらいにワックスが掛かったら山羊毛ブラシに水をつけササッと仕上げていきますが、水研ぎはブラシを使わずにネル生地と水を使って仕上げていきます。
そうです!水研ぎは今ある手持ちのお手入れ道具でもできちゃうんです。
すいません。引っ張りすぎました。
やり方は簡単です。
カットしたネル生地に少量の水を付けてつま先にかけて磨いていくだけです。
こんな感じ↓
水の量は本当に少量で大丈夫です!
ネル生地持っていない方は是非買ってみてください。
この記事にカット方法書いてあります。
完成!!
どうでしょう?
ピカピカになりました。
結構簡単に磨けるのでこの方法は重宝しています。
是非皆さんもチャレンジしてみてください。
今回磨いた靴
ブランド | エドワードグリーン(EDWARDGREEN) |
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製造国 | 英国 |
シリーズ名 | ドーバー(DOVER) |
デザイン | Uチップ(ブラック) ラスト:82 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
サイズ | UK6 |
ウィズ | D |
甲革 | カーフ |
靴底 | レザーソール |